苦痛を測るために誰かが作った
もう一度言おう
神とはただの概念だ
苦痛を測るために誰かが作った
だから、
おれは魔法を信じない
おれは易経を信じない
おれは聖書を信じない
おれはタロットを信じない
おれはヒトラーを信じない
おれはキリストを信じない
おれはケネディを信じない
おれは釈迦も信じない
おれはマントラを信じない
おれはギーターを信じない
おれはヨガを信じない
おれはB.B.キングを信じない
おれはエルヴィスを信じない
おれはディランを信じない
おれはビートルズを信じない
だけど、
おれはおれを信じる
おれとヨーコ、
それだけが現実なんだ
夢は終わった
他に何が言えるだろう
夢は終わったんだ
「昨日」まで
おれはただの夢想家だった
でも今はただのジョンさ
だから、
愛する人々よ
現実を引き受けて歩き続けろ
夢は終わったんだよ
畏れ多くもジョン・レノン。
「引き受ける」ていうフレーズが凄く好きだ。
「背負う」て言うとヒロイックで悲劇的になってしまう。
「受け入れる」も似ているけど今度は主体的じゃなさ過ぎる。
「引き受ける」は覚悟と諦念との、バランスがちょうどいい。
どうしようもない状況、を、引き受ける。
逃げないけど、立ち向かわない。
勝てないけど、折れない。
引き受けなきゃならないものは沢山あるんだけどな。
でも結局ヨーコ。
そこが大事。